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みき
1975年生まれ 夫と息子の3人暮らし。
好きなこと:静かなカフェでまったり、珈琲や茶の湯、リンパマッサージ、漫画など癒されること
経験した症状:
拒食、過食、過食嘔吐、AC、抜毛症、自殺企図
開催テーマ:
摂食障害の仲間と話してみよう/摂食障害を抱えながら子育て中の方 などいろいろな方とお話してみたいです
開催日・頻度など:
平日の午後 月に1〜2度程
これまでの道のり(インタビュー書き起こし):
ーーー10代のみきさんはどんなみきさんでしたか?

 

歳の離れた年子の弟と妹がいまして、家の中ではお姉ちゃんという立場で母のお手伝いをする立場にいて、しっかりしなきゃという手のかからない子でしたね。ただ、髪の毛を抜く癖があって。

 

ーーーそれはおいくつ位の時ですか?

たぶん10〜12歳、高学年くらいかな。ずっと続いたんですが、後から気づいたんですが、毛を抜く抜毛症という病気があって、それがストレスだったんだなぁと後から気がついて。きっとその頃から寂しかったんだなぁと思います。

 

ーーー妹さんと弟さんが年子だし、私がしっかりしなきゃというような、でも甘えたいけど甘えられないという様なところからのストレスだったんでしょうか。

 

ずーっと孤独だったんですけど、思い起こすとその頃からきっと孤独だったのかなぁと思います。

 

ーーーそうなんですね。では、もう少し大きくなって中学・高校生の頃はどんな感じですか?

 

中学はイジメは無かったんですが、イジメのあるような時代でした。友達に気を使ったりもして家に帰っても甘えられない生活で、そのまま高校に行って。中1かな、人間関係ですごく辛い事があって、そこで食べられなくなってしまいました。

 

ーーーそれはおいくつ位の時ですか?

 

16歳くらいの時です。そこから生理が止まって、授業中に泣いてしまったり、色々ありました。その頃カロリー計算にハマってお弁当もちょっとかさ増しして低カロリーなのに食べている様に見せているなど段々痩せていってしまいました。養護の先生が気が付いてくださり両親に話がいき、それでも痩せていたんですが車で高校に通ったりしている内に、3年生の春かな?中間テスト前くらいに、母の前で良い子ぶってお菓子を食べたら、それがキッカケで止まらなくなって今度は過食になっていきました。

そしたら本当に学校も夜中じゅう食べて、家族の朝ご飯のパンとかも食べてしまうので隠してもらいました。隠しても私が見付けてしまうので車の中に置いてもらいました。正直本当に辛い過食だけの時期がしばらく続いて・・・それで、そこから入院したり、病院から学校通ったりしている内に嘔吐を覚えてしまって。高校の終わりには吐く事も覚え、そしたらまたもっと酷くなってしまったんですけど。そのまま大阪の学校に推薦で行かせていただいて、1人暮らしをしたらもっと酷くなり学校に行けなくなって、過食嘔吐の毎日になってしまいました。半年位で福井の実家に戻されてという10代後半ですね。

 

ーーー今思うと、その時みきさんは何故そういう風に過食嘔吐を繰り返してたんだと思いますか?

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