こんにちは!
梅雨が明けた地域が多くなりましたね。
いよいよ夏本番といいたいところですが、大雨が降ったりして各地で被害が出ていますね。
みなさんのところはどうでしょうか?
天候不良で身体が滅入っていませんか?
そんな私は、ダラダラとすごしています(笑)。

今回のテーマは『入院形態』『病棟の内容』です。

なぜ、今回入院形態を取り上げたか。
私たちのように摂食障害を持つと、内科・外科的治療とは別に、こころの病に注目した入院が必要となる場合が多いと思います。

こころの治療となると、精神科(心療内科)が中心となります。
精神科には、一般の入院のほかに、本人が入院を許可しなくても入院できることもあるのです。
入院形態には、大きく分けて「任意入院」「医療保護入院」「措置入院」の3種類があります。

「任意入院」は、入院する本人が入院を主治医に許可する入院形態です。
これが一般的で、普通の入院形態です。

「医療保護入院」は、病気にかかっていても、当事者(本人)に入院許可が取れない場合に行われます。主治医が入院を必要と認め、家族も同意した場合に行われる入院形態です。そのときには、未成年であれば保護者(通常ご両親)の選任が必要となります。

「措置入院」は、精神科でも措置入院の許可を診断できる医師(2名)の診察により、自傷他害のおそれがあると診断され入院が必要となった場合の入院形態です。
自傷他害とは、自分を傷つけたり、他人を傷つけたりと、自分または他人の命に関わるような行動を病気によって行われてしまうことです。

摂食障害の場合どんな入院形態になるか。
ほとんどが「任意入院」となると思われます。
それは、自分が意識して積極的に入院による治療がしたいと思えるからです。

精神科への入院は、一般の病棟と違うこともしばしば。
何が違うか。
「開放病棟」と「閉鎖病棟」があります。

「開放病棟」は、病棟と病院内の行き来が自由です。
または、時間が決められているけど、病院内が自由に動ける状態の病棟です。
なので、売店で買いものをしたり、散歩したり、病院内の自動販売機や公衆電話に行くこともできます。

「閉鎖病棟」は、病棟の入り口に鍵がかかっています。
出入りをするには、看護師さんに鍵を開けてもらうことになります。
中には、治療の妨げになるということで、病棟内でしか行動ができない場合も出てきます。

さて、精神科への入院はなぜこんなに制約が大きいか。
それは、こころの病だからなのです。
治療を行うときに、患者さんの状態によっては、今までの生活から一線を引くことで状態を良くするという効果が期待されているからなのです。

しかし、一般の入院と違うため、戸惑うことは隠し切れません。
治療とはいえ、自由が奪われる生活を余儀なくされてしまう可能性もあります。
だからといって、入院を怖れることはありませんよ!

摂食障害だけでなく、他の精神的な病気全般に言えることは、周りからの影響で悪化している可能性が非常に高く、その環境の中での治療はいい方向へ向かうことができない場合があるからです。

入院形態については、そのときの皆さんの状態で決まります。

命の危険が非常に高いのに、本人が入院を拒むとき、やむを得ず「医療保護入院」になるかもしれません。
しかし「医療保護入院」だったからといって、入院治療の内容が変わるということはありません。
「任意入院」と入院する内容については同じ扱いです。

入院することで、自分を振り返ることができる人が多いのです。
そのために、こんなふうに精神科の入院形態や入院の内容が一般の入院と違うのです。

私の場合、5回入院しています。
そのうち、摂食障害での入院は2回。
入院したからといって、完治できるとは限らないですし、私もいまだに摂食障害です。

しかし、今でも最後に入院した病院での日々のことは忘れられません。
私にとっていい振り返りができ、病気に対しての意識など変わったからです。

摂食障害真っただ中で苦しんでいる、日々どうしたらいいのかわからないなど、今の生活で苦しみ続けていることから、少しでも日常を離れて自分を休ませてあげられる、それが入院のいいところだと感じます。
入院したからといって、すべてがうまくいくというわけではありません。
決して入院が悪いものではないことをお伝えしたかったのです。

入院中、自分自身とどう向き合えるのかや、退院してから主治医や看護師さん、夫や子ども、両親・兄弟などの家族との生活をどう過ごしていくか振り返られる入院生活を送ることが大切なのかもしれない、そう感じながら私は入院していました。

(2009/8/1)