HOME > 自助グループ・社会資源 > さちがちゃの知っ得?!情報館 > vol.1 自立支援医療(精神通院)
はじめまして!
私は『さちがちゃ』といいます。
これから、知っておくとちょっといいかな?!っていうことを不定期に連載して行こうかなと思っています。
今回のテーマは『自立支援医療(精神通院)』です。
普段、私たちが病院やクリニックへかかると、健康保険証や国民健康保険証を出すことによって、かかった医療の3割の支払いで済んでいることは知っていますよね?
しかし、月に何度も病院にかかると、時に万単位の支払いになることもあるかもしれません。
そこで活躍するのが、今回のテーマ『自立支援医療(精神通院)』です。
この制度を活用することにより、診察や薬代が1割負担で済むことになるのです。
この制度は、摂食障害という病名でも認定される可能性が高く、治療費の軽減につながります。
また、家族などの収入を考慮して、月ごとに上限額が設定されています。上限額が超えてしまう月については、超えた部分から支払わなくてもよくなります(あくまで月単位です)。
手続きについては、まずはかかっている病院やクリニック(精神系や心療内科)の主治医や、看護師さん、ワーカーさんに聞いてみましょう。必要な書類を病院側でそろえてくれるところもあります。
そうでない場合は、役場や保健所に聞くと教えていただけます。
今住んでいる市町村の、市役所や町村役場、保健所(保健センター)に担当者がいますので、電話などで問い合わせてみましょう。
『自立支援医療(精神通院)』の手続きは、だいたい無料で行えますが、医師の診断書(規定の用紙)が必要となります。この診断書の分は、自己負担になると思います。
私たちの病気は、からだとこころ、両面で治療がすすめられるため、時に点滴や栄養を補うための薬など、治療にお金が掛かってしまうこともあります。
そんなときに『自立支援医療(精神通院)』はかなり役に立つのではないでしょうか?
そんな私も、この制度を活用している一人です。
まだこの制度を活用されていない方、ぜひ手続きをしてみませんか?!
(2009/6/6)