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Vol.6 頼りになる存在、精神保健福祉士とは?

こんにちは!
ずいぶん寒くなり、みなさん体調はいかがですか?
最近さぼり気味だったコラム。
ここのところ、風邪引いたり、転職に向けてバタバタとしたり…。
ゆとりを持つことは大切だと痛感した次第です。

今回のテーマは
『頼りになる存在、精神保健福祉士とは?』
です。

精神保健福祉士と聞いても実際「何をする人なんだろう???」と思われる方も多いことと思います。

精神保健福祉士の歴史からたどっていきましょう。

精神保健福祉士は1997(平成9)年、精神保健福祉士法という法律によって国家資格になりました。それまでは、国家資格がなく、誰でも精神保健福祉に携わることができました。今でも、この資格がなくても業務をすることは可能ですが、精神保健福祉士と名乗るには、この国家試験に合格し、精神保健福祉士として登録をしている者しか名乗ることはできません。

昔から、精神医療に関しては普通の医療とは違う背景がありました。というのも、精神疾患を持つ方(特に統合失調症)に対して、世間からの抑圧が大きく、精神保健福祉に携わる方の努力によって、いろんな設備の整備、法律を変える手続き、地域で暮らせるような活動をしてきました。そういった流れを受け、精神保健福祉士という資格を持つことで、より精神疾患を持つ人々の暮らしやすい環境を作る役割を担っているのです。こういった活動をする福祉の人々を私たちはワーカーと呼んだりもします。また、精神保健福祉士をPSW(=精神科ソーシャルワーカー)ともいいます。

では、実際に精神保健福祉士の活動する場所はどこか。

一番多いのは、精神病院や心療内科などのクリニックの相談支援の業務に携わることですね。

また、保健所や精神保健福祉センターなどの公的機関、作業所や授産所などの社会復帰施設、グループホームや援護寮などにも、相談援助をするために活動しています。

どんな事で力になってくれるのでしょうか?

病院などの医療機関においては、入院・退院や通院するにあたり困りごとを相談できます。特に金銭的な援助と、生活をするための援助が多いです。そのために、いろんな福祉の政策を知っています。このコラムでもご紹介したような、自立支援医療や精神保健福祉手帳の取得の手続きなどがあります。また、入院時にも、入院形態によって精神保健福祉士が公的機関との手続きに関わり、快適に入院ができるような配慮もしますし、退院時には、家庭での生活への不安などを軽減するために時には家族との面談をおこなったり家族からご意見を伺うこともあり、暮らしの中で通院や就業についての相談もお受けすることもあります。

そのほか、グループホームや援護寮、作業所など、地域で暮らす精神疾患の人々の暮らしをよくし、自立に向けた応援をします。

つまり、精神的な病気によって、困っていることは何でも聞いてくれる存在なのです!

例えば、私たちが病院に通うとき3割負担でお金を払いますね。しかし、毎回3割負担は、働くことができなかったりして金銭的に余裕がないと困ってしまいます。そんなときに精神保健福祉士に聞いてみることができます。すると、例えば自立支援医療による1割負担での医療、精神疾患の程度によっては、障害者手帳による医療費の負担減、障害者年金による年金受給、それでも生活に困るときには生活保護の申請などなど、お金にまつわることをあらゆる制度を活用して、その人々の生活が少しでもゆとりのあるものにしてくれる手助けをします。

また、家族の援助がなく暮らすのに困るときには、グループホームなどを斡旋したり、作業所や働く場所を探したり、中には、普通の暮らしができるように賃貸契約を一緒に行ったりもします。

そのほかにも、今実際暮らすのに困りそうなときに、グチなどを聞いてくれることもありますし、案外頼りになる存在なのですよ!!

そんな精神保健福祉士を活用しない手はありません!

ぜひ、通っている病院またはクリニック、保健所や精神保健福祉センターなどで働いている精神保健福祉士に気軽に相談してみてくださいね☆

(2009/11/26)