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摂食障害と仕事 ~ルマコラム~

Vol.2 ブランクが怖い…

 皆さん、こんにちは。日に日に寒くなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。体調など崩さないよう、あったかくしてお過ごしくださいね。

 さて今回は、実際に働くにはどうしたらいいのだろう?という具体的なケースについて考えてみたいと思います。

 人それぞれ状況が変わってくるかと思いますが、私を含め、長い間、摂食障害を抱えている方たちが頭を悩ます問題のひとつは・・・、そう履歴書です。

 私には中退してから、しばらくグレーゾーンの時期がありました。いわゆる『履歴書の空白期間』です。正式な学校にも通っておらず、働いてもいない期間ですね。

 私自身はこの時期に通院したり、自助グループに繋がったりして、だんだんと症状が改善されていったのですが、いざ面接を受けてみようかなと思った時、はたと困りました。「さて、履歴書をどう書いたらいいんだろう?」と。

 その頃は、実際に働いている仲間と知り合える機会もほとんどなくて、どうしていいのかさっぱりわかりませんでした。履歴書を買ったはいいものの、うまく書けない。履歴書が書けないということは、面接で「この期間、何していたんですか?」と聞かれても、きっと答えられない。しかも、中退してるし、どうしよう!ということで、またぐるぐる状態。一度、ぐるぐる状態に陥ると出口が見つからないので、無限ループで症状が酷くなってしまう。同じような悩みを抱えている方、きっと多いのではないでしょうか。特に入院や、治療に専念していてブランクが長くなってしまうと、余計ハードルを高く感じてしまうかもしれません。

 その頃の私はというと、結局、答えが見つからないまま、面接の予約をしてはドタキャンし、ハローワークに行っては担当者の人と喋れず泣きそうになり・・。そんなことを散々繰り返したあげく、勇気を振り絞って面接まで辿り着いた会社に運良く採用されたのでした。

 ということで、私の経験はあんまり役に立たないのですが、その後いろいろ調べた結果、履歴書の空白期間は、おどおどせずに説明できれば、何とか乗り越えられるということがわかってきました。例えば「資格試験の勉強をしていました。」とか、「家族の具合が思わしくなく、家事を手伝っていました。」とか。正直に「体調不良で療養していましたが、回復してきたので、そろそろ仕事を始めてみたいと思いました。」ということでもいいと思います。

 面接時に摂食障害のことを正直に説明した方がいいんでしょうか・・と相談されたことがありますが、これも悩むところですね。私は特別、摂食障害について話すことはしませんでしたが、正直に話すべきだと感じる方もいるかもしれません。ご本人が違和感を感じない方を選べばいいのではないかなと思います。

 最近よく感じるのは、働くのも出会いと同じでご縁なんだなということです。もし、なかなか仕事が見つからなくても、必要以上に落ち込まないで大丈夫です。きっとあなたにご縁のある場所が見つかるはずだと、私は信じています。

(2009/11/6)