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気の合う本との出会いは一生の宝物。摂食障害の回復において、本との出会いが大きなポイントになったと語ってくださる方がとても多いことからもそれはうなずけます。そこでここでは、サイト内で話題に上った本や、みなさまからのおススメ本などをご紹介していきます。

読みました ―あかりメンバーほかみなさまからのおススメ本感想文
関連記事あり ―未来蝶ネットの記事で話題に上った本の紹介
あかりの本 ―あかりプロジェクト発行の本です

読みました

映画「0.5ミリ」

介護に関係する映画をと検索して知ったのがきっかけだけど
介護だけじゃなく「人間」について色々感じるところのある映画です。

色んな要素の中で、食事や料理のシーンも重要で、
食というものを普段とはガラッと目線を変えて興味深く観ました。

盛り上がりやエンターテイメント性はありません。
3時間超の長ーい映画なので、時間のあるときにどうぞ。

予告編はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=ISb6yR3GceY
(2017/9/8 まるみさん)

読みました

様々な人の摂食障害克服のストーリーを紹介したブログ!
「摂食障害リアル克服体験談」

こんにちは。田邊すずと申します。
私は約6年半、摂食障害(拒食症、過食症、過食嘔吐)を患っていました。現在は完治し、普通に過ごしています。

自分が克服中から、どう治したらいいかという事例がとても少なかったこと、また治った後の自分に明るいイメージが持てなかったことに問題意識を感じておりました。

そこで「明るい摂食障害克服のロールモデルを提供する」ことをコンセプトに、「摂食障害リアル体験談」というブログを立ち上げました。
http://eatingdisorderrolemodel.hatenablog.com/

このブログの目的は、克服者一人一人の治っていったプロセスを分かりやすく示し、またその後にいきいきと生きている様子を紹介することで、
①治し方のヒントを得ること
②克服後の姿に希望を見出してもらい、何か少しでも病気の克服に役立ててもらうこと
です。

摂食障害には明確な治療法がないからこそ、克服した人がどのように治っていったかを知ることがとても有効な策になると思っています。現在、ブログでは10名以上の摂食障害克服ストーリーを紹介しています。是非、一度ブログに遊びに来て下さい^^待っています^^

※ハフィントンポストにて記事を寄稿させて頂きました。こちらも合わせてご覧下さい^^
→http://www.huffingtonpost.jp/suzu-tanabe/eating-disorder_b_14630042.html
(2017/3/10 田邊すずさん)

関連記事あり

摂食障害:見る読むクリニック DVDとテキストで学ぶ
鈴木 眞理, 西園マーハ文, 小原 千郷 著
星和書店

ドクターに聞いてみよう!vol.8でお話くださった鈴木眞理さんのご著書です。本を開くと診察室の扉を開けたかのような体験をするそう。診察に来るのが怖い人が多いので、「来なくていいからこれ見てね」って言えるような本をつくったそうです。
関連記事はコチラ →ドクターに聞いてみよう!vol.8

(2016/11/3)

読みました

心の傷を癒すカウンセリング366日 (講談社+α文庫)
著者:西尾 和美

1日毎の記事になっている、日めくりのようなカウンセリング本です。いつどこを読んでも気づくことがあります。その日の記事を読んでもいいし、気になっているテーマのところを読んでもいいと思います。
アダルトチルドレンを対象としていて摂食障害に特化したカウンセリングの本ではありませんが、どの記事もとても摂食障害によいと思います。短いので気軽に読めますので、毎日読んでもいいと思います。たまにでもいいと思います(笑)
心暖かく、でもきちんと自分に向き合ってくれるカウンセリングを受けているような、そんな気分にさせてくれます。
(2016/10/20 ミキさん)

読みました

雪のひとひら (新潮文庫)
著者:ポール ギャリコ 翻訳:矢川 澄子

雪に例えられた女性の一生のお話です。擬人化された雪のお話なので、ちょっぴり笑ってしまうところもありますが、穏やかな文章ですらすらと読み進めていける、詩のような小説です。
私がこの本を紹介したいと思ったのは、私が読んでいて、女性ってこんなに穏やかに生きていていいんだ!ということに驚いたからです。私は自分に自信がなかったので、自分も周りもできるだけコントロールして生きていました。そして毎日コントロールに疲れ果てていました。
この本の主人公は、人生の流れに乗って、ただ楽しく生きています。それでも豊かなストーリーがありますし、とても幸せそうに感じます。私はただ幸せになりたかったのに、こんな方法があったなんて知りませんでした。
ストーリーが穏やかなので、少し余裕のある、回復に向かっている方におすすめしたいと思います。
(2016/10/20 ミキさん)

読みました

ほんとうに大切なこと (ヴィレッジブックス)
著者:ヤン ゴールドスタイン 翻訳:松本 美菜子

祖母(ばーば)の過去から、大切なことを教えてもらう孫娘のお話です。とても傷ついている孫娘は、摂食障害だったころの自分のことのようで、読んでいてとても親近感がわきます。
私はこの本ではじめて、自分にとってどんなに嫌なことにも、嫌な部分だけではなくて、もしかしたら希望をもてる部分があるのかもしれない!と気づきました。それに気がついてから、もしかしたら私も希望のほうを信じられるかな、希望を信じつづけられるように強くなろう、希望を信じる自分を信じたい、と思えるようになりました。
戦争の話も出てきますので苦手な方がいるかもしれませんが、読み進めることができる内容だと思います。是非、ばーばの話を聞いてみてください。
今苦しんでいる方も回復した方もどんな方にも読んで頂きたいと思います。
(2016/10/20 ミキさん)

読みました

鏡の中の少女
著者:スティーブン レベンクロン 翻訳:杵渕 幸子
集英社文庫

今苦しんでいる方に読んでほしいです。
摂食障害に対する解説をした本ではなく小説です。「鏡の中の少女」が前半で「鏡の中の孤独」が後半です。
私が20歳頃一気に読んだ本です。当時私は苦しみの真っ最中でした。本を読んで主人公と自分が重なり、なんでこんなに私の気持ちが分かるのだろう?!と驚きました。摂食障害のことを親にも友達にも話せない孤独だった私は少し救われた気がしました。
10代でもすらすらと読めると思います。特に前半は、摂食障害の原因や心理状態がよく書かれていると思います。
気持ちに寄りそう本となればいいなあ、と思います。
(2016/1/18 ミキさん)

関連記事あり

なぜふつうに食べられないのか: 拒食と過食の文化人類学
磯野 真穂 著
春秋社

いろんな人に聞いてみよう!vol.2でお話くださった磯野真穂さんのご著書です。文化人類学の手法で、摂食障害を「治療すべきもの」とする捉え方とは違う視点から丁寧に見つめています。
関連記事はコチラ →いろんな人に聞いてみよう!vol.2

(2016/1/4)

読みました

みみをすます
谷川 俊太郎、 柳生 弦一郎
福音館書店

ひらがなのみで書かれた長編詩集ですが、
おとなもこどもも、おとこもおんなも、おおさかのひともかなざわのひとも、
こころのそこにそっとしまっておきたくなります。
こえにならないこえにみみをすます。
みなさまにおすそわけさせていただきます。

(2015/12/02 F.S.さん)

読みました

おすすめは料理や自然と共生して生きることについて書かれた本

北海道でのんびりと3歳の息子を育てながら専業主婦をしています。

大阪・京都・東京・ボストン・サンフランシスコに住んできましたが、今思うと、どこも食べ物自体がおいしくなかったと思います。身体は、本当はもっとおいしいものがあるということを知っていて、ただ食べれなかっただけじゃないかなと思いました。それはそれで正常な身体の反応じゃないか!と思います。

北海道に来て、森があって、シカやリスがいて、綺麗な朝日を見たり、広い空を見上げたり、夕焼けを眺めたり、満天の星空があって、きれいな湧き水があって天然の温泉で身体を癒して、きれいな大地と水で育った食べ物を食べていると不自然な食べ物だから、食べられなかっただけかもしれないと思いました。

都会での生活も不自然なことが多すぎます。
身体は自然のほうが好きだから、自然と切り離され過ぎて悲鳴をあげただけだと思いました。

というわけで、おすすめは料理や自然と共生して生きることについて書かれた本です。生産者の下を訪れることもお勧めです。

★好きな本★
・『手作り酵素ジュース』 十勝均整社 →十勝均整社さんのウェブサイトへ
・『ヤナの森の生活』 →amazon 商品詳細ページへ
・『地球の上に生きる』アリシア・ベイ・ローレル →amazon 商品詳細ページへ
・『アナスタシア』ウラジミール・メグレ →amazon 商品詳細ページへ

★好きな自然農法の食べ物が買えるのは★
・ハミングバード(オンラインショップ) →ハミングバードさんのウェブサイトへ

★好きな北海道の農場★
・ソフィアファーム・コミュニティ(本別) バイオダイナミクス農法を学ぶことができます。
・共働学舎(新得)チーズ作り体験など
・いただきますカンパニー(畑でのピクニックを主催されています。)

(2015/11/19 あかりメンバー 瑞恵)

関連記事あり

ま、いっか!摂食障害-当事者のまなざしから-
中村このゆ 編著
晃洋書房 1,800円(税別)

当団体顧問中村このゆさん編著の、当事者と臨床心理学者が協力して、当事者のまなざしをベースにまとめられた一冊です。あかりプロジェクトメンバーによる体験記のほか、これら当事者の語りを「主観的告白」で終わらせないための臨床心理学的研究(とっても読みやすい論文です!)、さらに摂食障害の一般的な概説に加えて、今までの本ではあまり扱われてこなかった「社会・文化要因・ジェンダー」とのかかわり、そして日本の現状を踏まえて、当事者が家族、医師、カウンセラーなどの援助者となるべく上手な関係を結べるための提案など、もやもやとして捉えどころがない「摂食障害」の全体像が浮かび上がってくるような稀有な一冊です。(2014/4/16)
<目次>
■第一部 わたしたちには「ちから」がある
・第一話 いづのストーリー
・第二話 さあこのストーリー
■第二部 それぞれの回復ストーリー-七人の回復者によるインタビューから-
・第一章 拒食体験
・第二章 出口のみえない過食地獄
・第三章 変わらない生きづらさ
・第四章 わたしって摂食障害?
・第五章 回復への挑戦
・第六章 回復への糸口
・第七章 わたしを知ること
・第八章 考え方は一つじゃない
・第九章 過食がおさまってきたみたい
・第十章 思い切り自分を生きる
・第十一章 あ、治ってるかも
■第三部 摂食障害アラカルト
・第一章 摂食障害ってなに?
・第二章 摂食障害になるとどうなるの?
・第三章 摂食障害の人はどれくらいいるの?
・第四章 摂食障害って昔からあったの?
・第五章 なにが原因?
・第六章 病院
・第七章 入院
・第八章 お医者さん
・第九章 お薬
・第十章 カウンセラー
・第十一章 保健室の先生
・第十二章 セルフヘルプグループ
・第十三章 家族会

中村このゆさんの過去インタビュー記事はコチラ →心理士さんに聞いてみよう!vol.1

※「ぜひ☆読んでみたい!」とご希望の方はPeypalでのオンライン決済もしくはお振り込みで書籍代と送料をお支払ください。追って送付いたします。当団体からご購入の方は消費税分をサービスいたします。
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あかりの本

摂食障害を語ろう~本人と医者との対話 大河原昌夫先生を囲んで 第2版
発行 あかりプロジェクト

ドクターに聞いてみよう!vol.1でお話くださった医師・大河原昌夫さんと、あかりメンバーとの対話をまとめた小冊子。好評につき、2014年3月に第2版を発行しました!初版の内容に、大河原、はる、いづのあとがきを加え、グループ情報も最新のものに修正しています。(2014/3/29)
<目次>
■第一部 未来蝶.net掲載インタビュー(加筆修正版)
■第二部 対談(大河原、千夏、はる、いづ)
・回復の妨げになると考えられる思考パターンはありますか?
・摂食障害と自己肯定感の関係についてどのようにお考えでしょうか
・拒食や過食は自傷行為なの?
・自助グループの役割ってなんですか?
・自助グループの理想の形ってどんなものだとお考えですか?
・共依存についての先生のお考えをお聞きしたいです
・回復とは、連続から不連続になること
・摂食障害は甘えでしょうか
・医師という人間に求められること
■あとがき(大河原、はる、いづ)

大河原昌夫さんのインタビュー記事はコチラ →ドクターに聞いてみよう!vol.1

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あかりの本

摂食障害あいうえお辞典
NPO法人あかりプロジェクト編、中村このゆ・福多唯・村田進監修
コスモス・ライブラリー、1,000円+税

(2013/10/30)

摂食障害者の症状や言動は周囲には理解されがたいのが現状ですが、実は周囲にありのままの自分を受け入れてもらうことこそが、本人にとって一番の力になったりします。
そこで、あかりプロジェクトにつながる仲間たちの声を100個あまりのキーワードにして辞典形式にまとめました。
ご家族、友人、同僚、上司、医療者、援助者、教職員、また摂食障害のご本人に広く知っていただくことで、周囲とご本人の橋渡しになったり、ご本人が「一人じゃない」と感じてくださることを願っています。

 [掲載キーワードの一例]
うちにいられない、身体を痛めつける、消えてしまいたい、絶対に!、黙り込む、ダメ人間、どうせ私なんか、ドタキャン、働かなくちゃ!、引きこも る、もう一人の自分、隠れて食べる、休むのが苦手、優等生…

 [書籍体裁]
A6版/並製・カバー装/172ページ・本文1C

関連記事あり

つなぐ・つながる摂食障害―当事者、家族、そしてあなたのために
野村 佳絵子、渡邉 直樹 著
法律文化社 2520円

(2012/12/12)

未来蝶に2010年ザルツブルグ国際学会レポートを寄せてくださった野村佳絵子さんと、インタビューに登場してくださったが渡邉直樹さんが共著で本を出されました。自助グループ「かなりあしょっぷ」主宰、社会学者でもいらっしゃる野村さんと、当事者・家族・兄弟姉妹の会を運営、精神科医として診療もなさっている渡邉さん。立場の違うお2人のつながりから生まれた一風変わったあたらしい摂食障害本です。
関連記事はコチラ↓
→研究レポート・学会報告~2010年ザルツブルグ国際学会レポート
→ドクターに聞いてみよう!vol.5

読みました

4つの気質
著者:大村祐子
発行:人智学共同体「ひびきの村」 500円

私が、この本をみんなによんでもらいたいなぁ~って思ったのは、私自身がこの本を読んで、もともと持って生まれた気質があるってことが分かったら、気持ちが楽になったからです。

小さい頃から、私は人よりやることが遅く、周りに合わせた行動をしなさい!、協調性を持ちなさい!、時間内に終わらせなさい!って言われることが多かったのです。

また、本の中にもあるように、花瓶を割ってしまった友達がいても、何をしたらいいのか分からなくて、ただ遠くから見ている子になっていました。

そのため、積極的に行動できるようになりなさい!と言われ続けてたのです。

もちろん、努力して、自分なりに積極的に手を上げて発言したり行動することもあったのですが、的外れのことをすることも多くて結局怒られるため、すっごく苦しかったのを覚えています。

大人になった今も、もっと自分自身が変わらないと!こんなんじゃ駄目だ!って思っていたので、とても苦しかったのです。

しかし、そういう特徴が私の産まれもった気質の部分で、根本は変えようと思っても変わるものではないんだよ。って知ったら頑張らなくていいんだ!って楽になったんです。

その特徴を生かした働き方や生き方をして行こう!って思えたのが私を安心させてくれました。

また、今まで、こんな自分はダメなんだ、もっと頑張らないと、と意識が自分に向いていましたが、ゆっくりと行動をすることで、相手はどんなふうに感じているのかな、と意識を相手に向けることができるようになってきたと思います。

意識が外に向くと、とっても狭かった視野が広がって、あまり悩まなくなったかな(笑)

自分の持って生まれた気質はどんなのなんだろう!って知ると、すんなり今までの自分を受け入れられる(まっ、気質ならしょうがないよね 笑)と思ったので、みなさん良かったら読んでみてくださいね☆
(2012/6/19 あかりメンバー いっちゃん)

★ご購入方法などは発行元に問い合わせてみてくださいね。
NPO法人 人智学共同体「ひびきの村」
→http://www.hibikinomura.org/

読みました

● 場の持つ力・新装改訂版(大切なこと早見表付き)

著:中西万依 装丁:mai works
2011年11月発行 A5 76ページ
¥500(税込)


生後9ヶ月の頃から、オープンハウス「紅茶の時間」という場で育った私には、
ある時は交差点のように、またある時は受け皿のように、
人と人が出逢い、交わり、ゆるやかに変わってゆく――
この「場」って、いったいなんなんだろう、
そして、「場」それ自体もまた変わってゆくのは、
一体どういうことなんだろう。
そこには、一対一で誰かと向き合うのとは違う
、 不思議な力があるように思えてなりませんでした。

長年抱き続けてきたこんな素朴な疑問を、なんとか解き明かしてみたいと、
「セルフヘルプ・グループ/自助グループ」を切り口にして、
“「紅茶の時間」を社会学する”ことを試みたのが、この作品です。

~mai worksさんのウェブサイトから

 読んでみて、私たちの「あかりトーク」でいつも感じる場の不思議な力について、あらためて整理できました。「うけとめあう場」「自分の力を感じる場」であってほしい、と常々思っていたことを、万依さんが代弁してくださっている感じを覚えて、とてもうれしくなりました。万依さんの社会学部の卒論がもとになっているので文章は堅い感じを受ける部分もありますが、ナビゲートしてくれる案内人のマチルダちゃんと助手のコトリちゃんのおかげで、うふふと笑いながら読めるという…なんとも不思議な、素敵な論文です☆
(2011/12/23 あかりプロジェクト いづ)

★ご注文はこちらから→http://maiworks.cart.fc2.com/ca4/14/p-r-s/

読みました

● CD付ブックレット『贈りものの言葉』

著:水野スウ、中西万依 装丁:mai works
2011年8月発行 A5変形(148×148mm)105ページ
¥1,000(税込)


『ほめ言葉のシャワー』にサイドブックが、できました。

前作(『ほめ言葉のシャワー』)で伝えきれなかったこと、冊子が出た後に読者の方から教わったこと……
お世辞やおだてとは違う「ほめるってなんだろう?」や「doとbe」など……
ひとや自分を“認める”という周縁を、もう一度静かに見つめ直し、
私たちの言葉で綴ったエッセイです。
『ほめことばのシャワー』とは、2つで1つの“対”の作品。

かばんに入れて持ち歩いたり、贈りものにと、
いろんな使い方をしていただいた前作とはまた少し違って、
今回はゆっくりお茶を飲みながら、
まずはじっくりと読んで味わっていただけたら嬉しいな、と思います。

~mai worksさんのウェブサイトから

 著者の水野スウさんからサイドブックを執筆なさった動機などをお聞きしていたときに、「ほめる」には2通りあって、1つはDO(その人の行動)をほめること、もう1つはBE(その人の存在そのもの)をほめることで、「ほめる」=前者だと思っておられる方が多いことにいてもたってもいられなくなって書いたのよ…とおっしゃっていました。BEの大切さ、私たち摂食障害経験者は身を持って知っているから、とても共感します。「いつも紅茶に集ってくださる方々が、お一人お一人とっても魅力的だしがんばっているのに、それが世間に認められていないことにすごく不条理を感じるの…」という言葉も、とても印象的でした。そんな思いがたくさん詰まった、本当におすすめの1冊です
(2011/12/23 あかりプロジェクト いづ)

★ご注文はこちらから→http://maiworks.cart.fc2.com/ca1/11/p-r-s/

読みました

● ほめ言葉のシャワー
ことば:「シャワー」に参加してくださったみなさん
編著:水野スウ、中西万依 装丁:mai works
2008年発行 A6判 86ページ
¥500(税込)


「あなたが言ってもらえたら嬉しくなる言葉はなんですか?」
そんな問いかけから始まる「ほめ言葉のシャワー」という名のワークショップ。
何度も重ねるうち、いつのまにか手のひらいっぱいに、
たくさんの言葉たちが貯まってゆきました。

そのどれもが、今どこかで生きているどなたかが、
「こんなふうに言ってもらえたら、私は嬉しい」という願いをこめて綴った言葉。
独り占めしてしまうにはあまりにももったいない、と
ちいさなてのひらブックが生まれました。

手書きの言葉たち+ところどころにちいさなコラム。

~mai worksさんのウェブサイトから

 この本はもう、ご存知の方も多いのではないかと思います☆初めて手にとったとき、なんて素敵な本なんだろう!と感動したことを覚えています。たくさんのほめ言葉たちもそうですが、1ページ1ページの装丁のあたたかさが胸に染みました。装丁をなさった万依さんは、「ほめ言葉の本だなんて、自分が自分にやさしい言葉をかけることが不得意の私に作る資格があるんだろうか…」と最初は感じておられたそうです。それが、つくっていく内に、「そんな自分のためにつくっているような感覚になった」とおっしゃっていたのがとっても印象的でした。だからこそ、あの装丁は私の心にそっと寄り添ってくれるようなあったかさを放っていたのだなあ…と
(2011/12/23 あかりプロジェクト いづ)

★ご注文はこちらから→http://maiworks.cart.fc2.com/ca1/1/p-r-s/

読みました

当事者がつくる!摂食障害を元気にする雑誌!!『Peerful』創刊号
発行 摂食障害コミュニティPeerful

こんにちは!「摂食障害コミュニティPeerful」です。一般の人だけでなくご家族や当事者さえも持つ「摂食障害に対する誤解や偏見」を解いていくことを目標に活動しています。この度、摂食障害の雑誌を創刊しました。この創刊号では、摂食障害に関することはもちろん、摂食障害以外の分野の話題もたくさん取り入れて、どなたにも気軽に手に取っていただけるよう、明るくて楽しい雰囲気を目指しました。 ぜひ、たくさんのみなさまのお手に取っていただけましたら、うれしく思います☆
(2011/11/26 あかりメンバー はる)

<コンテンツ>
●なにいろでも大丈夫☆それぞれの回復ストーリー【vol.1 野村佳絵子さん】
●Special Interview 【ビッグイシュー日本 代表 佐野章二さん「いま、必要なのは『場』のちから。」】
●世界とつながる【Friend of Ethiopia】
●特集【アロマクラフトでいつでもいい香り♪】
●pick up art
●pick up culture
●VOICE from FIELD【浪速生野病院 生野照子先生「摂食障害の人はみんな光ってる。」】
●ぴあ☆ぐる~Peer Group~【長野県松本市・山梨県甲府市 Peer】
●Peerful Square「Free Space」「ぴあふる川柳」
●おしらせ・次号予告

この創刊号は、A4サイズ、フルカラー、28ページとなっています。ページ数は少ないですが、中身はぎゅっ!と詰まった分厚いものになっています!
詳細はこちらからもご覧いただけます→http://peerful.exblog.jp/13800128/

***ご購入はこちらから***
→http://peerful.stores.jp

関連記事あり

羽のない天使たちへ 摂食障害の病理と治療
窪田三樹男、窪田庸子著
星和書店 3780円

(2010/12/25)

未来蝶のインタビューにも登場していただいた明橋大二医師が推薦文をお書きになっている書籍です。推薦文も是非ご一読ください。
推薦文はコチラからご覧いただけます

関連記事あり

食を拒む・食に溺れる心―不安という時代の空気の中で
香山雪彦 著
思想の科学社

ドクターに聞いてみよう!vol.2でお話くださった香山雪彦さんの著書です。長年に渡って摂食障害本人の心に深く寄り添い向き合って来られた香山さんならではの言葉が詰まっています。生々しい、本当の叫びがここにはあるように感じます。
関連記事はコチラ →ドクターに聞いてみよう!vol.2
「福島お達者くらぶ」ホームページには、エッセイ『拒食・過食の人達が伝えようとしていること、その人達に伝えたいこと』も掲載されています→「福島お達者くらぶ」ホームページへ

関連記事あり

家族への希望と哀しみ―摂食障害とアルコール依存症の経験
大河原昌夫 著
思想の科学社

ドクターに聞いてみよう!vol.1でお話くださった医師・大河原昌夫さんの著書です。摂食障害やアルコール依存症の臨床に長年携わってこられた大河原さんのご経験やお考えがわかりやすくまとめられています。また、ご家族へのアドバイスや、自助グループナバのテレフォンメッセージへの回答も掲載されています。
関連記事はコチラ →ドクターに聞いてみよう!vol.1

読みました

タロット・ガーデン
Niki de Saint Phalle 原著

初にNIKIの作品を前にしたときは、その作品の持つ力に圧倒され、怖い、逃げ出さなくては、という気持ちになったのですが、あとから気になって仕方なくなり、何度も何度も出会い直すたびに、豊かな色彩、なめらかな曲線の作り出すNIKIの鮮やかな世界のとりこになっていきました。
NIKIとはどんな人なのか気になりだして調べるにつれ、父親からの性暴力をひきずり、社会との軋轢に悩み、鬱屈したNIKIのはけ口としてのアートとしてスタートし、やがて悲しいだけ悲しむと父親のしたことに苦しむことを手離し、女であることを受け入れ、肯定していったことがわかり、NIKIの歩いた軌跡に強い共感と憧れを感じました。
私は、NIKIの作品を前にすると、いつも「いつか、NIKIのように苦しみを手離し、世界の意味を塗り替えられますように・・。」と祈り始めていることに気がつきます。NIKIに自分のかたわらに寄り添っていてほしくていくつも作品集を買いましたが、 この本はNIKIの世界観がとりわけ強烈に表現されているものの一つだと思います。
気分転換にでも、よかったらNIKIの世界をのぞいてみてください。
(2009/10/16 あかりメンバー SIZUKU)

読みました

人生の旅をゆく (幻冬舎文庫)
よしもと ばなな 著
日本放送出版協会

年に数回、ふと読みたくなって、図書館によしもとばななの本を借りに行く。今回手にとったのは、彼女が人生の中でいちばん旅をしていた頃のエッセイ集。その時の精神状態によって目にとまる文章は違うのだけれど、今回は『II 単純に、バカみたいに』というエッセイにがつんとやられた。もし、世間体やら日本のこの重苦しい雰囲気にのまれている人がいたら是非読んでみてほしい。縮こまったココロにこの文章がじんわり沁み込むかもしれないから。摂食障害を経験して「不完全な自分」を認めて楽になったにも関わらず日々の生活に埋没していくと、ついつい、こんな声が聞こえる。「どうして、こんなこともできないんだろう」とか「将来が不安だから、こうしなきゃいけない」とか。そんな時に、この本は生きていく上で何が本当に大事なのかを気づかせてくれる。 (2009/9/2 あかりプロジェクト 岡井ルマ)

読みました

ぼーっとしようよ養生法―心のツボ、からだのツボに…東洋医学 (知的生きかた文庫―わたしの時間シリーズ)
田中美津 著
知的生き方文庫 わたしの時間シリーズ 三笠書房

彼女自身の経験に基づく東洋医学の知恵がぎっしりつまっている一冊です。体調が悪くなれば気持ちも暗くなる、こうすればよかった、ああだったら・・・と思考が暗くなっていくときには自分の体調をチェック、体調改善が意外にマイナス思考からの脱出方法になるよーっていう本です。過食してしまうのは食べることくらいしか楽しいことがない、慰めがないからという人へ、確かに 苦しいこと、悲しいことはたくさんある。だけど、ただ気持ちがいいから、ただ面白いからやってみる、ちょっとした楽しみを増やしてみませんか?私自身、少し遠くまで散歩してみる、いつもとは違う道を歩いてみる、そんなちょっとした遊び心の積み重ねでただの風の流れにも木漏れ日にも夕日にも心が和み、生きているってことをとても大事に思うようになりました。
・長生きの妙薬は「わがまま」!
・みんなの意見より自分のからだに聞いてみる、
・人は幸福になるために生きているんだから
生まれてよかった!って思える人生にしてやる!・・・などなど、彼女独自の面白い言葉が続きます。「自分はつまらない人間と思う気持ち、無意識では自分に罰を与えたいという気持ちが病気を招き、治りにくくしているのかも、どうしたら大切な自分が気持ちよく暮らせるのか考えなきゃ」という言葉に深く頷きました。生きるってことは、何よりもまずはからだ作りから。悩んでみるのも大事だけど少し休んで、からだを大事にすること、からだがくつろぐこと、からだが気持ちいいことはじめてみませんか?そんな人にお勧めです。
(2009/8/20 あかりメンバー SIZUKU)

読みました

西の魔女が死んだ (新潮文庫)
梨木 香歩 著
新潮文庫

うれしい気持ちになったので、もし良かったら、皆さんにもオススメしたい本があります。『西の魔女が死んだ』という本です。書店の店頭に置いてあったので、有名な本かもしれません。悩みの出口がまた一つ見えるような内容でした。ある日から学校に行かなくなった中学生のまいが祖母の家に行き、少しずつ元気を取り戻していく話です。この本の中で魔女修業という言葉が出てくるのですが、まさに今、自分が必要な事だなぁと思いました。みんなも少なからず、そんな風になったことがあるのではないかと思ったので、良かったら読んでみてください☆最近の私は夏休みで実家に帰ってきて、ゆるゆる過ごしてます。家族とのやりとりの中で、今まで行き詰まっていたものが少しずつ溶けていく感覚がします。私たちの育った家庭は昔から代々続く習慣だったり考え方が大きく影響してるんですよね。だけど決して両親や祖母、先祖の人達が悪いわけじゃなくて、その人たちもそうせざるを得ない理由があったことが少しずつだけど分かるようになってきました。ちゃんとそういう理由を受け止めた上で、自分がやっぱりそういう考え方は変だなって思う部分はもう止めようと思うんだと家族、特に両親とは良く話をします。みんなどこかしらで思っているけど、行動を変えるのって本当に難しいなぁと実家で過ごして感じてます。あとは、やっぱりおさまりきらないイライラの感情の吐き場所がないので、ブログで吐いたりするようになりました。そのせいか、今は食べ吐きの症状は治まってます。また学校生活が始まったら息苦しさを感じるかもしれませんが、今出来ることをやっていこうと思います!本の紹介のつもりが長文になっちゃいました…☆(2009/8/12 あかりメンバー いっちゃん)

読みました

ひきこもれ―ひとりの時間をもつということ (だいわ文庫)
吉本 隆明 著
大和書房

「ひきこもっている」ことは嘆かわしいことで、自分自身を嘆かわしい恥ずべき存在だと思っていました。存在することの罪悪感にがんじがらめになって、ますます自分を閉じていたと思います。この本は、「ひきこもり」に対するそういった世論そのものを、根本から覆してくれました。一気に最後まで読みました。衝撃でした。重く苦しい暗闇の日々、人や社会とまったく接点を持たず、過食嘔吐を杖にしてひとりぼっちで息を潜めていたその日々の中で、わたしは、著者の吉本さんにハグをしてもらったようなあたたかな気持ちになったことを覚えています。「ひきこもれ」と言ってもらったからこそ、わたしは、“内気な自分”なりの社会との接点の持ち方について、希望を持って考えられるようになりました。「わたしはただ、“ひきこもる気質”を持っているに過ぎないのであり、実は、“コミュニケーション能力の高さ”を持つ人たちと同様に価値ある人間なのだ、その気質を持ちながら、堂々と胸を張って生きていいのだ!」心の中に光が射したかのようでした。それはまるで、急に、スッと、救いの手が差し伸べられたような感覚でした。(2009/7/4 あかりプロジェクト いづ)

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輝ける子―100メートルを10秒で走れと言われてもさ、いっくら努力しても走れない奴っているじゃん

子育てハッピーアドバイス

明橋大二 著
1万年堂出版

明橋大二さんの多くの著書の中でも、摂食障害と向き合っておられる方におすすめしてくださったのがこちらの2冊です。
『輝ける子』は摂食障害の方のお話も出てくることから、『子育てハッピーアドバイス』は、自分の子育てについてのみならず、自分が育てられた経緯をふりかえることができ、自分が親との関係であんなにつらい思いをしたのは、決して自分がおかしいのではなく、親の、自分に対する接し方が間違っている部分があったからだったんだ、と分かるから、ということで挙げてくださいました。
明橋大二さんのその他の著書はこちらのサイトからもご覧いただけます。
→明橋大二ストア

未来蝶.net内、関連記事はコチラ
→摂食障害を抱えながら子育てをなさっておられるお母様へ

(2009/5/26)

関連記事あり

思春期に多いダイエット障害―ストレスとやせ願望の奥にひそむ、摂食障害という心の病 (写真を見ながら学べるビジュアル版新 体と健康シリーズ)
鈴木眞理 著
少年写真新聞社

摂食障害の症状がからだに及ぼす影響を、図や写真でわかりやすく解説してくれる本です。木内女性クリニックの医師・木内千暁さんに教えていただきました。
関連記事はコチラ →食べることは生きること

(2009/5/26)

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