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摂食障害の基本知識 ~経験者の視点で語り合いました
かつら : かつらです。わたしは高校生のときにクラブを引退してから「太ったら嫌だな」という思いから始まった感じです。拒食から始まって、晩御飯を抜いたりしていたら、だんだん痩せていって、姉に着替えてるところを見られて「あんた骨みたい、気持ち悪い」って言われてもわたしは自分の姿を見て、「なんで?わたしかっこいいやん!」て、そのときはずっと思ってて。しばらくそんな拒食の時代があって、看護学校のときもずっと拒食で、就職した段階から過食に転じてそこから食べ吐きを繰り返してました。はじめは、何となく知識はあったから、そうかなあと思っていたけれど、自分で病気だとは認めたくなくて。それはお酒を多めに飲むとかちょっとタバコを吸うとかと同じで「すぐにやめれるねん」って思ってたんだけれど、やっぱりもう、どんどんどんどん深みに入っていって…。それで、「ああこれはアカンな」って、ある日突然ふっと、「わたし摂食障害や」って認めちゃって。それからは、自分の中で何が起こったんやろうかっていう形で掘り起こして、ちょっとずつちょっとずつ自分を見つける作業をしました。その自分の見つけ方もやっぱり波があって、すごく深みに入ってる時期もあったし、でも気分のいいときには治そうかなって思えたりを繰り返して、ほんっとに少しずつ自分探しをしていって良くなっていったという形。でも今、回復をして7年目ぐらいになるんですけど、それでも調子が悪いときにはやっぱりあの頃の自分にふっと戻ってしまうような感じがあったり、症状はないけれど「もしかしてまた戻るかもしれん!」って怖くなるときもあって、まだまだ自分っていう土台がしっかりしてないんかなあって。いまだに自分探ししてます。
めぇぐ : めぇぐです。中学3年の14歳のときに拒食になって、10年くらい摂食障害と向き合ってたんですけど、1年くらい前に自分の中で気持ちの整理がついてきて、回復したって感じてから1年くらい経ちます。今はいままでの経験を活かして、摂食障害と向き合っている方のサポートをしたいなと思って心理カウンセラーの勉強を始めています。資格取得後、カウンセラーとして活動していく中であかりプロジェクトと繋がることが出来ると、とても心強いです。みんなで協力して仲良くやっていきましょう!よろしくお願いします。
みえっち : みえっちと言います。わたしは14歳のときにストレスでご飯を食べられなくなって、そこから、このまま食べなかったら痩せれるんじゃないかってふと思って、それから半年くらい拒食があって、その後すぐに過食が始まってしまって、吐かない過食が続いて、あるときまた、吐いたら痩せるんじゃないかって思って、それからは今もずっと過食嘔吐が続いて悩んでいます。過食嘔吐がもう慣れてしまって、日常になって、危機感はあるんですけどなぜか繰り返してしまう。抜け出せずに悩んでいるところです。こういう活動を通して、自分が変わっていけたらなって思っています。
レイカ : レイカと申します。わたしは昔中学のときに少し太めでいじめられたんで、それで中学高校とダイエットをしたんですね。そのときは無茶なダイエットではなかったのですが、社会人になった時に仕事のストレスで過喚起症候群というのになって、その辺りからストレスで食べるようになって、そこから太るのが嫌で吐くようになりました。その期間は、彼氏と過ごしたり料理教室に行ったりスポーツジムに行くことで発散できて症状は数年で終わりました。それが、24歳で結婚して、子どもができて育児ストレスからまた食べ吐きがはじまったんですね。夫は残業で明け方に帰ってくるし、自分は子どもとずっと家にいてないといけない。誰にも頼れないというところで、育児ノイローゼみたいになって。それでだんだん、次は食べられなくなって、30キロを割るところまで体重が落ちました。でも、周りからは厳しい言葉をかけられるばかり。病院にも行けず、実家に帰れば働きに行けと言われ、気づいたら20キロまでになっていて、病院に入院する時に離婚をしました。親はとにかく太ってくれの一点ばりで、わたしは、そういう問題じゃなくて内面を見て欲しいと言うんだけれど、見た目さえ健康ならいいねんと跳ね返されて、そんな中、今度は食べ吐きがひどくなりました。食べることを、どうしても止められないんです。いまは、最近まで勤めていた会社を辞めて、家で過ごしています。仕事のストレスで食べるということはなくなったものの、それでも食べ吐きはひどいです。毎日しています。何かに依存するんではなくて、自分自身の楽しみの時間を増やしていけたらいいなと思っているんですが…。過食は毎日です。
saahko : わたしが摂食障害になったのは、高校一年生のとき。受験が終わって安心してちょっとふっくらして、「ああこんな自分じゃあかんわ」というのをすっごく感じて、「ダイエットしよう」って決心して、それから夏休みいっぱいにかけて、一日500キロカロリーしか摂らないような生活を続けて、夏休みが終わって学校に行ったら別人みたいに痩せてて、クラスの友達からも「saahkoほんとにsaahkoなん?」ってなって。でもわたしの中では自分の思っているとおりに痩せたし、活動的にもなれたし、勉強もはかどるし、これはすごくいい状態だと思っていたんだけれど、でもやっぱりそのうち、高1が終わる頃にはなんだか人の目が怖くなるようになって、その後実家の山口県のほうに転校するのだけれど、転校してから、勉強も「そんなにがんばらないでおこう」って自分なりにいろいろ決意して実家で過ごすんだけれど、吐かない過食を5年くらい抱えて。高校出てから、食べられない欲求を、お菓子をつくることで満たすというか、製菓技術の専門学校に入って、続けてその姉妹校の栄養士の専門学校に行って、頭の中も、自分のプライベートでも「食べる/食べない」「痩せる/太る」ばっかり考えていて、学校でも食物のことばっかり習って、家に帰ってきても食物関係のレポート書いてとかで、それで、「わたしはもうだめだ!このままじゃ死んでしまう」って思って、専門学校を中退しました。それから自分探しの旅が始まって、3年かけて自力で治しました。治ってから14年くらい経ってるんですが、今は結婚して子どもが2人いて、家の用事や子ども達のことでバタバタバタバタ過ごしています。今日は参加できてよかったです!よろしくお願いします。
いづ : いづです。わたしは中学校2年生くらいのときに、自分でもおかしいと思うのに食べ続けてしまう症状が始まりました。学校から帰っておやつを食べるとそこからもう止まらない。それがなんなのか自分でもよくわからず、親に相談しても成長期だからと言われて、いや絶対違う!これはなんかおかしいって思いながらずっと訳がわからずに、大学生までものすごい量のものを食べ、でも太っていくのもすっごく怖いしつらいし、3日間食べずに居てみたり、運動したり、りんごダイエットしてみたり…。そんな感じで過食まみれの中高大学時代でした。就職してから吐くことを覚えて、それから10年くらいかな、過食嘔吐してました。回復したなって自分で感じて2年くらいなんですが、今から考えてみるとすごく回り道っていうか、ほんとに食べ物のことをどうしようっていう思考回路しかなくて、食べ物に振り回されて…さっきレイカちゃんが根っこのものって言ってくれたけれど、もっと早く根っこのものに気づいていればあんなに長く苦しまなかったかもしれないって思ったり…。わたしの場合はお家の中の雰囲気にすごく切迫したものを感じながら育ってきて、その体験の影響だと言えるところもあったりして、両親のことがすごく憎らしくて、許せないって思って、あんたらのせいや!っていう時期もあって…。でも、小さな頃からなぜ両親があんなに苦しそうだったんだろうって思ったら、両親が悪いわけではなかったんだなって思えてきたというか、大変な状況だったけれど、だからと言って決してわたしや妹への愛情がなかったわけではなかったという気付きや、両親も苦しい親に育てられてきたのかもしれないし、妻はこうで夫はこうで家族とはこうでっていった窮屈な価値観の中でもがき苦しみながら生きてきた人たちなんだなって思って…。それで、そういう価値観とか風潮とかの枠が少し広がれば、こんなに苦しい思いをする人も減るのかもしれないって。それでみんなで力を合わせてなにかできたらなって、そんな風に思っています。

