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摂食障害の基本知識 ~経験者の視点で語り合いました
レイカ : すごく傷ついたことが最近もあって…。約束に何回も遅れて来る友達が居て、それで、とてもへこんで、わたしはいつも約束通りに行ってたのに…でも言えなくて…わたしと会っても楽しくないのかなって思って、もう約束をするのをやめたんだけれど、それはおかしい?
かつら : おかしくないよ。その傷つくのは当然の反応やし。でも、なんで傷ついたって言えへんかったんやろう。そこで感情を出すっていうのも大事やと思うねん。またそこで溜め込んでしまうから、またフルになっちゃうから、感情を、少しずつ少しずつ出していけるようになったら、症状も少しずつおさまってくると思うねん。
めぇぐ : 友達と待ち合わせして、遅れてこられるとわたしも、自分と会うのが楽しみじゃなかったんじゃないかって捉えてしまう部分があって、でも逆に自分が遅れてしまうときにはそういう感情はまったくないんですよね。申し訳ない気持ちでいっぱいで。そう考えると、相手も遅れるときも同じで、自分を低く見てるわけではないんだなって思えるようになったかな。
いづ : みえっちさんは?無感覚の話とか、友達とや仕事での怒りの気持ちの対処法とか…
みえっち : 言えないですね。言ったら離れていっちゃいそうな、そんなことでは怒らないよとおおらかな自分を…。
かつら : やっぱり自分が我慢すれば周りは温和にいくなって、ちっちゃい頃の基盤がずっとあるのかな。
saahko : でも基本すごく優しい人なのかなって、今みえっちさんの話を聞いてて思いました。怒ったらイヤな時間になるのが嫌だからとか、すごく優しい思いから来てるなと思って。わたしやったらたぶんそんなん考えんと「なんで遅れてきたん?」って普通に言いそうやから。
かつら : でも、言えるようになった、最近。今までは私も全然言われへんかったし。むこうが遅れてきても「いいよいいよ、大丈夫。」って言ってたけど、やっと今乗り越えて、やっと今普通に、バーンっと怒るんじゃなくて、「めちゃ待ったや~ん!」ってハハっと笑いながら言えるような言い方を自分なりに作りだして自分の感情を言えるようになった。相手の反応を見ながらでも、自分のことも何とかちょっとずつでも出せるようになってきた。
レイカ : そこまでいくのでも、すごく言おうか言うまいかとかものすごく考えちゃう。言ってはいけない自分というのを持ってる。言うのが怖い。でも自分はこれ以上傷つきたくないんですよ。そこでもう少し上手に言えたらいいのに、今日も言えへんかったって…。結局自分の本音を言えてなかったら友達じゃないやんて自分でも思うけど、そうしかできひん自分がいて。悲しいなって。じゃあ一人で食事でも買い物でもすればいいと思うけど、やっぱり誰かと楽しみを共有したいと思っていて、なのにわたしはなんでうまくいけへんのやろって空回りする。
いづ : たとえば待ち合わせの話で、相手が1時間半遅れてきましたという時に、「なんで遅れて来たん?」て言うとするやん、そうしたらそれを言う前にどんな気持ちになる? みえっちさんはどうですか?絶対言わなきゃいけないとしたら。
みえっち : 言わないといけないとしたら…。怒りはあるけど、抑えて柔らかく「どうして遅れたん?」
いづ : たとえばわたしの場合、もし遅れてきた人がおったら腹立つし傷つく。でもそれを隠してまず相手に「大丈夫やった?気にしてないよ。」とか言うのが今のわたしのいつものやり方なんやけど、でも本当は傷ついてたり腹立ってる時もあって、それを相手に伝えることをイメージしたら、やっぱり怖いよね?なにが怖いのかというと、そもそも自分が相手に怒りを伝えていい存在だと思ってない。だからこんな価値のないわたしが怒りを覚えるなんて身の程知らずと感じるところがどっかにあるからすごく怖い。
みえっち : 怖い気持ち…。嫌われたくないというのもあるから、言えなくなっちゃいますね。
めぇぐ : 私も、怒ったら次からこの人が私と会うの厭になるんちゃうかと思うから「なんで遅れたん?」とは聞くとは思うけど、怒って言うのはやらないと思う。
かつら : かつてはやっぱり怖くて、嫌われるのが嫌だった。自分から去って行かれるのが嫌。自分さえ我慢すればいいやって、ニコニコ笑って「大丈夫やで」て言うてたけど。今は、怒りたいときは怒ってもいい、自然な感情をそのままぶつけて、相手もそれに対してぶつかってきたとしても、お互い人間関係を築き上げる中で必要なことであって、自分の意見も言うて、相手の意見も聞いて、お互いを知るために必要な過程やからいい、と思ってきていて。確かに去る人もいるんですよね。わーっと言うたら「なんでやねん!」て、ネチネチ重い人もいてはる。それは仕方のないこと。絶対におる。だけど、それを言うたのが不正解な訳ではなくて、そういう人もおるのはしゃあない。そういう人はそういう人やったんやって。でも最近気がついたのは、わっと自分の意見を言って向こうも意見を言ってくるような、お互い喧嘩しあった友達って後になって気がつけば、意外と友達が長かったりすんねん。
saahko : すみません、わたしメールで気持ち伝えすぎました(笑)。
かつら : saahkoさんとわたしって、メールですごいぶつかりあいっこしたんですよ(笑)。ぶつかったというか、お互い思いを伝えあって。私も伝えたし、saahkoさんも伝えてくれはったんやね。わたしもそのことで落ち込んだり色々感情が出てきたりして、「たぶんsaahkoさんも、今落ち込んでるんだろうな。」とか私も気がついてたんだけど、そういう感じでお互い自分の言いたいことを言い合った友達って、やっぱり続く。相手のことも尊重できるし、自分の意見を今後も言える友達になっていく。「この人はここまで言ったらしんどいから言わんといてあげよう」とか「ここまで言ってもいい人だから言おうかな」とか、そういうのが自分の中で出来たりとか。
saahko : 人と人との関係で、喧嘩するにも、思いを吐き出すだけの喧嘩だったら発展性がないけど、お互いの意思を伝えあうための、意見のぶつかり合いというのは大事なことやと思う。
レイカ : わたしは友達を待ってる間、「何かあったのかな?」「わたしよりも大切な用ができたのかな?」とかずっと考えててくたくたなのに、言いたいのにそれが言えないんですよ。
かつら : その人には言わないとわからないんですよ。待ってる間自分のことをめっちゃ考えてくれてるというのを知らないんですよ。それを言うと「そうか、わたしのこと心配してくれてるんやわ。次から遅刻したらあかんな。」て、友達やったらそこまで思ってくれると思う。言ってあげることで「そうか、そういうことなんやな」と気づくと思う。

