トップ >> 治療に関する情報 >> 摂食障害の基本知識 いろんな人に聞いてみよう!vol.3 身体から出す言葉とは???~池見隆雄さんとの座談会

摂食障害の基本知識 ~いろんな人に聞いてみよう!

対話を経て、それぞれの言葉

池見 : どうですかまっちゃん、なんかないですか

まっちゃん : 先生の話聞いてて途中で止まってしまって…

池見 : ああ、どこで?

池見 : 電話せんなあかんとか思い出されて…。途中までは心身医学協会に入りたいかなあっていうぐらい惹きこまれたんですけど

池見 : 万一その批判的なことであったりとかそういったこう反発であったりとか、そういったことも遠慮なく出してもらっていいんですよ

まっちゃん : ああ、あの摂食障害の話題の時はもう入ってきたんですけど、その後がぽっかり空いてる感じって言う

いづ : ああ、入れたい感じとか出したい感じとか

まっちゃん : そうそう、あのときはものすごく、まだもっともっとって思ってたんですけど、その後なんやったかな…

池見 : そのあとは、結構みかさんとのやり取りしてましたね。だから、それこそ、自分でも思ったけどちょっと前のめりになってて、みかさんに対して少し強引っていうかね、そういう自覚があったんで、まっちゃんがそれをちゃんと感じてくれたんじゃないかなっていう気がするんだけれどね

(一同沈黙)

いづ : グループっていうのは、今話されている話題に対してあんまり共感を覚えんかったりする人とすごく共感する人が出てくるのは当然のことですよね

池見 : うん、寝てる人もいるし

みか : 寝てる人もいる…

いづ : あかりトークをするときは、ちょっと今心に触れてないんやろうなっていうような参加者さんがおいでるとソワソワします

池見 : それは僕も。特に限られた時間――短い時間内でやるのはとても難しいかなって。一応参加者皆が落ちるけるよう区切りつけないといけないし。大変だなって

いづ : それで、えっと、まっちゃんが途中から入れんくなったっていうことのその収束がどうなっていくんかなっていう気がかりもありつつ、そろそろお邪魔して2時間ぐらい経っとるから、こう、どこを終着点にしたらいいのか…なんかこうそういう、ソワソワ。今私は

池見 : 僕はちょっと緊張感というものがだいぶこう薄らいでるっていうか、ちょっとこう、それこそこの辺りにあるなんかあの引っ掛かりと言うか、それもあるんだけど、それはもう心地よいものに変わりつつあって、もうちょっとね、まっちゃんと話したかったという、最後こう遠いところにいたような、それは確かに。それとまあ渋谷さんどうですか

渋谷 : 私ですか、私はちょっといろいろ考えてたんで、自分もちょっとみなさんの話についていけなくなってる、自分のところでいろいろ気がかりが出ちゃったのでちょっと自分の中へ入っています

池見 : まあ、一言あのことについて言わせてもらえばあの時すごく渋谷さんはグループを広げていきたいという気持ちが強くて全部出てたと思うんですけど、他の人たちはまあ割と普通のグループの感覚で自分のことをしゃべってることが中心だったと思うんですよ。その辺のこうズレが生じたのは私は残念な感じだったです。それがよりこう統合できるっていうか、そっちのほうがこううれしかったという感じはあった。渋谷さんがテンションが高いとさっき言ったけどそればかりじゃなくて、意気込みというか、できればそのことについても話したかったけれども、他の人たちはそういうところに意識を置いてはいなかったので渋谷さんと統一感を欠いてしまった。で、まあ僕自身もそこをうまくとりもつことができなかったのは申し訳なかった

渋谷 : 私が今一番気にしてるのはやはりその、自分の気持ちに飲みこまれているっていうところですね。テンションが高いという原因がどこにあるか探りたいんだけれど、さっぱりわからない自分がいて、そこは少し残念な気持ちが出て…、まあ、ちょっと急にその辺の解消は難しいようなんで、少し振り返りたいなっていう…。もう一つ言うとみなさんの話を聞いていると身体で感じられるというたくさんのものをお持ちな気がして、そこの回路のところが自分にはまだまだ足りない気がして、もう一ペン最初に戻ってがんばらなければいけないって思ってますね今

池見 : 一緒に戻りましょうか

渋谷 : …お願いします

池見 : これは予想だけれど、あの、グループで僕が一番大事っていうか、僕自身も含めて、ある人とある人同士、その間の関係の土台が対等でない感じがしてる、ちょっとこう卑下してるとか、そういうときこう嫌な感じになってきて、何か言わずにいられなくなってしまう。対等というそこが崩れたらグループってこう安全でも安心でもなくなってしまう。まっちゃんもこう、その辺がものすごくこう敏感っていうか、妥協できないっていうか、そういうふうな感じをちょっと覚えた

(一同沈黙)

池見 : それが、ズレてるかもしれないんだけど、あんまりこうまとまった話になってないんだけど、あの、全体としてやはりこうちょっと、少しやっぱりそれこそ自分のこう気持ちを早めにしゃべったかなっていうそういうある種反省みたいのがないではないけど、しかし、この限られた時間の中ではまあそれなりに努力はしたからそれは自分に認めてやろうかなと(笑)思ってる

みか : うーん、私たちにすごく何か伝えてくださろうっていうか提供してくださろうと思ってくださったのかなあと

いづ : 最初に、こう何かためになることを言わんなんかなあとかいろんな気持ちをお話してくださったときに、なにかとってもくすぐったくうれしく、あったかい感じになりました。これが3泊4日やったらどんなに良かったやろうって思って

みか : そう、急がなくていい感じがあるから

みんなでエンカウンターグループに参加しようか

みか : さっき先生が渋谷さんに「一緒に戻りましょうか」っておっしゃったのがすごいステキ。なんかうらやましいなあって。一緒に進みましょうかは時にはあるような気がするけれど一緒に戻りましょうかって、はじめて…

渋谷 : 福岡にいらっしゃったら毎月今の勉強会が

みか : 遠いです(笑)

いづ : またお目にかかりましょう。ああよかったあ、今日は。ありがとうございます

池見 : ああ、よかった

いづ : なんか、徹夜でこのままこのお部屋で横になりながら、朝まででも話せそう…

★池見隆雄さんより、後日いただいたメッセージ★
 心(からだ)のことがゆっくり、濃やかに分かち合われるとき、
 その関係性において、自己の存在感が、広がりを増す――
 呼吸・身体へ意識が向けられるヨーガによっても、また。