トップ >> 治療に関する情報 >> 摂食障害の基本知識 ドクターに聞いてみよう!vol.7安藤哲也さん

摂食障害の基本知識 ~ドクターに聞いてみよう!



基幹センターの役割_専門家への研修


安藤 : 実は基幹センター設置のかなり前から、精神保健研究所ではもともと摂食障害研修というのをやっていて、治療研修や看護研修はしていたんですね。医師とか心理士、看護師がいろんな専門家の話を聞く機会っていうのはあったわけです。


みか : そういう研修に来られた先生方は研修後に実際に診療に携わって下さったりする方は多いんですか?


安藤 : 痛いところをつかれましたね(笑)。実はそのフォローアップがまだできていないんですね。それもやらなければいけない。参加者は既に摂食障害を診療していて困っている方もいらっしゃれば、これからという方ももちろんいらっしゃいますしね。研修参加の際には受講の志望動機をお聞きしているので、それを講師の先生にお伝えする。ですが帰ってから診療を始めたのかどうかはたしかにフォローアップしないとわからないですね。


いづ : その研修は任意参加ですか?強制ではないんですよね。参加したいお医者さんが応募する…


安藤 : 任意参加です。所属する病院からの要請で参加することもありますしね。以前は参加者が少なくて寂しい時もあったんですが、事業を始めてだんだんと増えています。受講なさると本当にみなさん喜んで帰って下さるから、もっとたくさん参加してもらえるようにしていかないとね。


いづ : 先ほどの心療内科と精神科の話にも通じるかもしれませんが、講習内容はセンターとしての治療方針の柱みたいなものがあって、それに沿っている形なのでしょうか。


安藤 : 研修自体は、講師は精神科医もいるし心療内科医もいるし内科医もいるし、看護研修は栄養士とかソーシャルワーカーも入っているし幅広いですね。参加者も精神科の施設から来られる方も多いですし小児科医とかもいらっしゃいますし。


いづ : ということは、現場に立っていたり、お知恵がたくさんある方をどんどん招いて講習をするから設置運営事業全体として一つの方針があるわけではなさそうですね。