トップ >> 治療に関する情報 >> 摂食障害の基本知識 ドクターに聞いてみよう!vol.1大河原昌夫さん

摂食障害の基本知識 ~ドクターに聞いてみよう!

親御さんは、ほかの家族に会ってほしいと思います

―親御さんも苦しんでおられる方が多いと思います。なにかメッセージをいただけますか。

大河原昌夫先生近くにいたら家族会においでと言えるんですが、遠くにいる親はどうしたらいいんだろう。やはり、ほかの家族に会ってほしいと思います。本人がようやく症状という形で自分の気持ちを出していることがわかって、だからゆっくり待って、本人がしてほしいと言うことをしてあげることですかね。本人が気にいった病院を見つけて行きたいと言ったら行ってあげる。あとは病気をばかにしないことですか。僕、家族会でよく言うんですが、くれぐれもリストカットとか自傷行為とか病気を軽蔑しないでほしんです。僕が唯一親に求めるのは、それかな。症状を軽蔑するなということ。軽蔑さえしなければ子どもは立ち直ると思う。でも軽蔑する親があまりに多いと思う。見ただけで「何をくだらないことを」と蔑んでしまう。とうとうこんなところまで子どもが落ちたかというふうに思ってしまう親が多い。そこだけは反省してほしい。症状を出した自分の家族を軽蔑しない、それだけですかね。あとは、親の立場をわかってくれる治療者でもいいし仲間でもいいし、だれか見つけること。僕のところには長野や神奈川からも家族は来ます。多いときで17、18人、少ないときで10人ぐらいです。で、2時間で終わらない。みんなでしゃべっていくんです。

―定員みたいなものはないんですか。

全然ないです。

―では、来られる方はいらしてくださいと。

ええ、予約も何もなしで来てもらっているんです。人数も、まだまだ余裕があります。

―来られる方は、ここに足をお運びになるのも手ですし、とにかくほかの家族に会ってみてほしいということですね。大河原先生、今日は長い時間、貴重なお話をたくさんありがとうございました。