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リカバリーフレンド座談会 ~私たちが今、ここにいる理由

リカバリーフレンドとして活動していて
よかったことは?

ルマ/  リカバリーフレンド(以下:RF)をやっててよかったことや、あかりPJに繋がってよかったっていうことはありますか?

saahko/  仲間に出会えたっていうのはすごく大きなことです。ほんとにそれまでずっとひとりで考えて、ひとりで進んできて、正しいかどうかわからへんけど、自分でやるしかない!ってずっとやってきたところに、仲間に出会えたってことが私にはものすごく大きかった。それと、個人的な話になるんやけど、2008年に入った頃に精神的に大きく落ち込んで、乗り越えるのに莫大なエネルギーと時間を要したんだけど、あかりPJの活動(RF養成講座を受けたこと)がきっかけで、自分の心の中を整理するきっかけをたくさんもらったなっていうことがあった。今も継続中なんだけれども、あかりPJと出会えたことで、私自身がすごく大きく前進していて、すごくよかったなと思ってます。

けいちゃん/  私もさっきの話とちょっと重なるかもしれないけれども、自分だけでは解決できないようなわだかまりを表面化させて、自分の中で「ああ、そうかあ!」と思える要素をあかりPJからいろいろもらってるのね。だから、自分を開拓したり、より生きやすくするための要素があかりPJにはあると思う。活動していてすごく勉強にもなるし、楽にもなれる。仲間との繋がりっていうのも、すごく嬉しい。スカスカな人生ではなくて、果実のついたような人生になっていってるかなあっていう気がします。

saahko/ あかりトークのような意識の交流の場っていうのは、すごく大事やなって。摂食障害の症状があるなしに関わらず、治ったら治ったらで今・現在抱える課題があったり、今の現実の中で起こる問題に向き合って生きてる訳で。だから、生きるってことはみんな一緒よねって。あかりPJの活動を通じて生きやすさを発見できるのがすごくいいなあって感じます。

けいちゃん/  あかりトークの中で、自分で発言しながら、自分の中でも「ああ、そうか!」って発見したりするんやね。「私、こういうこと考えてたんや!」とか。「あ、こういう意見もあるんや!」とか。自分で言ってるのに、自分の中で「ああ、すごい!」って発見があったりする。

saahko/  誰かに発信してる言葉が、実はそれは自分への言葉だったりする。結局、みんなと一緒に、自分自身を振り返る作業や自分を見つめる作業をやってる感じがする。それはすごく大きなことだなと。

めぇぐ/ あと、今までずっと病気になったことに対して、わがまま病とか贅沢病とか甘えやとか言われてきたんやけど、あかりPJのみんなと繋がることで、私たちは決してそうじゃなかったんだっていうことが実感できるところもすごいよかったなあって思ってます。

ルマ/  RF同士で悩みを共有できるのもいいことだね。お互い、似たようなところがあるから、似たようなところで悩むし、そういう悩みを定期的に誰かに喋れたり、ちょっと連絡できるようなネットワークがあると思うと、ひとりじゃないと感じるし、助かるよね。

saahko/ だいぶ生きやすくなったとはいえ、自分を否定してしまう癖はなかなか抜けないし、前と同じことしてるような気がする。いろんな人と喋るってことは自分の気づきに繫がるから、それが自分にとってすごく大きいな。

けいちゃん/  「何で辛くなるんやろう?何でこんなに落ち込むんやろう?」とか、私の中のどういうポイントを突かれたら落ち込むんやろうってことを探して、「あ、そうか!私はここが弱いんやな!」ってことを見つけることができた。ここを突かれたらしんどいから、じゃあ、ここを突かれないようにするには、自分をどうカバーできるかな、と考えられるようになった。皆との出会いの中で、「訳わからんけど、何かしんどいねん」っていうんじゃなくて、「あ、ここがしんどいんやろう?」って気づけるようになった。

ルマ/  悩みが視覚化できてる感じがするね。

今、悩んでいる方たちに対して私自身、何ができるのかなっていろいろ考えてると、たまに「私じゃ何の役にも立たないんじゃないか」って悩む時もある。でも、あかりトークを続けている中で、今、苦しい方たちに「本当にありがとうございます!」って感謝されたり、「あ、そういうこともあるんですね!」って何か気づきを得て帰っていただいたりすると、「何かしなきゃ!」って思わなくても、「このままの私」がいるだけでもいいのかもって思う。「あかりトーク」という場を開き続けているだけでも、今、苦しい方たちの気持ちが少し楽になるのかもしれないね。私は自分が苦しかった時に回復した人たちと交流してみたかったけど、ほとんど交流する機会がなくて残念に思っていたので、「あかりトーク」という場所はRFにとっても、今、苦しい方たちにとっても必要なんじゃないかなって思う。