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あなたへのメッセージ ~OK!OK!でいこう~

Vol.6 あの人のきもちは あのひとのもの。・・・?

コラムメッセンジャーこばやしあきこより、寒中お見舞い申し上げます!

新春ですねー。といってもこちら宇都宮は今にも雪が降りそうなくらいに毎日が寒いです。冬将軍到来で先週の関東地方は厳寒weekでしたね。皆さんのところではどのような新春の空模様でしょうか?寒いながらも寒いなりに、寒いからこそ楽しく過ごしたいものですね。

さて、今日のタイトルは「あの人のきもちは あのひとのもの」。
昨年11月22日に第9回摂食障害フェスティバルが大阪で開催されたのですが、私はボランティアスタッフとして参加させていただきました。
この言葉は、その時にあかりプロジェクトのブースでおみくじを引いて出てきた言葉なんです。
正直アイタタタ・・・でした(>_< )( >_<)

食べ物の問題を抱える人たちは本来とても繊細で、その場の空気感を素早くキャッチし、周りの人にあわせがちです。
また、誰か一人でも不機嫌そうな人がいれば「どうしよう・・・私のせいかしら」とご自分を不当に責めることが多くあります。

例えば、私の例で申し訳ないのですが、
「夫が不機嫌そうでイライラしている」

「もしかして私、何か気に沿わないことをしたり言っちゃったかしら?」
「それとも夫は仕事で嫌な目にあったり、大忙しで体調が良くないのかしら?」

結果
「どうしたの?何があったの?私、何かした?」
と質問攻めにしてしまい、夫の感情を明るくしたいばかりに余計なお世話を焼き、夫が持っている(と思われる)感情を自分で引き受けたがり、夫から「夫が自分で処理すべき」感情をとりあげてしまおうとしてしまうことがよくありました。
このような自分と自分にとって大切な相手との感情の境界線(バウンダリー)についてちょっと考えてみませんか?

自分のパートナーや両親、子ども、友人など、自分にとって影響力のある人や大切な人が、落ち込んでいたり、怒っていたりすると、自分も落ち込んでしまったり、ついこちらも怒ってしまったりすることがありますよね。いわゆる逆ギレですね。そのような人たちの感情を変えようとしたり、何とかなだめようとして必死になることもよくあります。

とくに、子どもの頃に両親のけんかを見て育ったり、親が落ち込んでいるときに親役をやってなだめたりして育つと、他人の感情に責任を感じてしまいがちな大人になってしまうことが多々あります。
感情は、たとえそれがネガティブなものであっても、それを感じるのは人生の大切な一部です。
自分以外の他人の感情は他人に属するもので、それを取りあげてしまわないように気を付けてみましょう。

同時に、自分が怒りや落ち込んだりなどネガティブな感情を感じているとき、他人のせいにしたり、八つ当たりしたりしないように気を付けていきましょう。
「私の気分がイライラしているのは、あなたのせいではありません」と、はっきり相手に伝えて、自分の感情は自分で責任をとるようにしましょう。

ところで「インナーチャイルド」という言葉を聞いたことがありますか?
AC(アダルトチルドレン)とも食べ物の問題を抱える方には関連があるし、根っこは同じなのですが、そのような方は子どもの時にこころが傷つき、その傷の癒し方が子どもゆえにわからなかったので、傷あとが残ったままカラダだけ大きくなってしまいました。大人になった今でも、自分のこころの中には大きな傷のために成長が止まってしまったインナーチャイルド(内なる子ども)が淋しく存在します。
この小さなインナーチャイルドを解き放して、自由に振舞えるように、成長するように助け、大人としての今の自分のカラダとマッチするように育ててあげるのも食べ物の問題を抱える方にはとても有効です。

両親の老いや、物理的な事象を除きあなたを見捨てる人はいません。
また、あなたを置いていく人もいません。
「先取り不安」や「見捨てられ不安」にがんじがらめにされてしまい、動けなくなっているその不安なこころを癒してあげてください。
その為には日記を付けたり、ご自分のことを人に話したり、要するに自分のこころの中の本当の気持ちを、素直に誰の目も気にせずに表現してみることが大切です。
あなたを責める権限のある人はいないのですから、自分で出来る一番簡単なこのような方法でご自分のインナーチャイルドを癒してあげてください。

それでは今日もまた、冬の寒空の下 宇都宮からあなたを想いとその回復を祈っていますよ!
あなたはひとりではないのです^ー^)人(^ー^

(2010/1/24)