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あなたへのメッセージ ~OK!OK!でいこう~

Vol.4 仲間…いる?

いよいよ秋も深まりこちら宇都宮近郊でも木々が色づき始め、銀杏が歩道に落ちている所もあります。皆さんのお住まいの地域ではいかがでしょうか?
10月・11月は各地で学園祭や文化祭、フォーラムなど学びや遊びの集大成とも言うべき祭典が多いですネ。よく学び、よく遊べということでしょうか。あちこちの集まりに参加してみるのも気分転換にひと役立つかと思います。

さて、前回のコラムの最後に「秋の夜長にぴったりなSpecialな提案」をさせていただいたコラムメッセンジャー こばやしあきこです。その後、この提案「両親との関係(特に母親との関係)を思い起こして、インナーチャイルドと和解する」ことについて考えたりしたことはありましたか?一瞬でも。

コレ、実は難しいです。でも摂食障がいからの回復を願う「あなた」には是非必要かと思います。
あなたのご両親(お母さん)はどんな人でしたか?
あなたのご両親(お母さん)の職業は?ご両親の関係はどうでしたか?
あなたのご両親(お母さん)の笑顔を今思い浮かべることは出来ますか?それはどんな時でしたか?
ちょっとずつでも思い起こすことは出来ますか?ちょっとずつでいいのです。

ご両親との関係は生まれてから初めてもつ人間関係です。「家」から始まる人間関係はその後に続く、幼児期・少年期・青年期・成人期の原型となります。この成長のステップを踏み損ねると、人間関係にひずみが入りやすくなったり、大切なコミニュケーション能力を育む力が弱くなると言われています。

友達・・・いますか?
仲間・・・いますか?

友達と仲間は似ているようでここではちょっと違います。仲間とは食べ物についての悩みを持つ「あなた」と共に、その同じ問題について一緒に話し、聴き、悩み、回復を目指す人達のことです。
この世でたったひとりあなただけが食べ物の問題に苦しんでいるのではありません。仲間を探し、仲間とつながってみませんか? ひとりでは「無理!」と思って苦しんでいるその食べ物にとらわれた心を仲間の前でオープンにし、ツライ気持ちをシェアし仲間との違い探しよりも同じ点に目を向けてみることは前回も書きましたね。
目の前にある食べ物のことの話しだけではなく、ご両親(お母さん)のことをみんなにシェアすることが出来るとよいでしょう。今のあなたにはもう出来ます!

摂食障がいの方々とお会いすると、その自己肯定力の低さに驚きます。それどころか完全に自己否定されています。どうしてそこまで自分をイジメるんでしょう?その根拠はもしかして歪んだ鏡、認知の歪みからでもあるでしょう。わたしの考える原因のひとつには「心のさみしさ」があります。

こころ・・・さみしくないですか?
こころ・・・そのさみしさを食べ物でうめていませんか?

私はこころのさみしさを食べ物でうめていました。今ならわかりますが。両親との関係に悩み、傷つき、関係性さえもやめてしまいたかったかつてあの頃の自分。その同じこころのさみしい仲間とつながってみてください。 最初は傷の舐めあいでもいいのです(何と言われようが!)。やがてそれがこころのデトックス(毒吐き)となっていくことに気付くことでしょう。

仲間・・・いいですよ。

はじめての第一歩は身もすくむ思いかもしれませんが、自助グループはあなたの住む地域でも見つかりやすいかと思います。この未来蝶.netのサイト内検索も可能ですし、自治体の保健所に行けば職員の方がいろいろ情報を持っていますから摂食障がいについての自助グループも教えてくれるはずです。

涙型(しずく型・ティアドロップ型)を2つ合わせて反対向きにすると何の形になるでしょう?
そうハート型になるのです。ひとりで悩まずとももうよいのです。
仲間の力を借りましょう。そしてあなた自身も仲間に力を分け与えるのです。
あなたにはその力があるのです。

ではまた! 今日も応援してますよ!

(2009/11/17)